ストレスの影響力

先生

セロトニンの減少で発症

うつ病には、落ち込みが激しく、ため息も増え、自尊心が低下してしまう抑うつ、普段は元気で過ごすことができるのに、職場や学校に行く直前になるとうつの症状が現れる適応障害、躁の状態と抑の状態が交互に現れる双極性障害などがあります。ほかにも冬の季節になるとうつの症状が現れる冬季うつ、梅雨の季節になると現れる夏季うつもあり、うつ病だけでもその種類はたくさんあります。病気を発症してしまうその原因は病状によって違いもありますが、基本的なものはどれも共通しているものがあります。どのうつ病も共通している原因は、ストレスです。ストレスを感じ、発散できずに溜め込んでしまうとセロトニンが減少していきます。セロトニンは脳内神経伝達物質のひとつで、それが減少すれば緊張感が強まり情緒不安定になりやすくなります。セロトニンは太陽光を浴びることで脳内に分泌されていきます。しかし現代社会では室内で過ごす時間が増えたという人も多く、太陽光を浴びる時間が少なくなっています。そのため十分なセロトニンを分泌させられず、そのうえストレスを溜め込めば、さらにセロトニンの量は減少してしまいます。そして脳細胞のバランスが悪くなり、病気を発症してしまいます。うつ病を発症しても、そのまま放置する人が多くいます。病院で治療を受ける人よりも放置する人の確率は高く、そのため症状が悪化する人もたくさんいます。病院に行かない理由は、うつ病を発症させた原因が自分自身の気持ちの弱さと考えて病院に行かない人もいれば、うつ病はもう治らないと誤解している人もいます。ほかにも、なんとか自然治癒で治すことができると考えている人もいますし、通院すると費用がかかるのではないかと不安感を感じて病院に行かない人もいます。たしかにうつ病は、一度病院で見てもらってすぐに治すことができる病気ではないため、何度も通院しなければならないことがあります。病院もただではないので、通院するための費用は用意しなければなりません。しかし臨床心理士にカウンセリングを受ける場合、保険が利かないこともあり費用は高くなりますが、心療内科は保険が利くので、ある程度その費用を抑えることができます。心療内科での費用は、初診の場合はおおよそ3000円から5000円ほど、再診となれば2000円から3000円ほどとなります。費用の差は治療によって変わると言われています。うつ病は、発症した原因をつかむことができれば、ちゃんと治療することができる病気です。不安定な精神を安定させるためにも、しっかり治すことが大切です。

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