過程別の治療の注意点

男の人

簡単にできる予防がある

今や誰しも罹患する可能性のある大変身近な精神疾患があります。「うつ病」です。特に日本人はその勤勉で真面目な国民性ゆえ、罹患リスクが他国民より高いとも言われています。うつ病に罹ってしまった場合は精神科や心療内科で専門医による治療を受ける必要があります。治療における様々な注意点をあらかじめ覚えておき、より良い治療が受けられるようにしましょう。うつ病に限らず様々な病気で言えることですが、治療は常に一定ではありません。第一段階として、症状が酷く投薬などにより治療を開始させる時期を「急性期」、次に症状が寛解して来てなるべく元通りの生活を取り戻す為の期間を「回復期」、その後殆ど回復した後は「再発防止期」の3つの期間に分けられ、行われる治療や通院間隔なども異なります。急性期において注意すべき点はうつの原因となるストレスの排除です。社会人であれば仕事、主婦であれば家事や育児を休む事が必要です。また、処方された抗うつ剤を正しく服用します。続いて回復期ですが、この時期は特に注意が必要です。症状が良くなったと油断して通院や内服を自己判断で中止してはいけません。再発防止期も同等の事が言えますが、うつ病は特に再発率が高い病気である為、なるべく原因となり得るものは生活から排除し、医師からの指示通りの治療を行うことが大切です。こんなに身近な存在になったうつ病ですが、実はその原因は100%明らかになってはいません。脳内の神経伝達物質が欠乏し・・・と大まかなメカニズムは判明しているものの、遺伝も関係あるし、幼少期からの成長過程も関係します。会社や家庭における日々の生活でのストレスももちろん原因となっています。病気の原因が単純明快でない為予防する事も出来ないのでは、と考えられがちですが予防法は存在します。うつ病は真面目で完璧主義な人ほど罹りやすいと言われていますから、まずは自分の性格を知ることが大切です。失敗したり落ち込んだりする事があった時も柔軟な思考ができているか自分を客観的に見てみると良いでしょう。考え方だけでなく、生活サイクルも同様です。睡眠時間が極端に短かったり、仕事や家事、育児で1日を終え休息時間が取れない日々を過ごしたりしていないか見直しましょう。また、意外と知られていないのが食生活についてです。先述の通り脳内の神経伝達物質が欠乏するとうつに繋がりますが、伝達物質の一つであるセロトニンはトリプトファンという成分から作られます。あまり聞き馴染みのない成分ですが、肉類や乳製品、たらこや納豆など比較的日頃の食生活に習慣付けて摂取しやすい食べ物に多く含まれています。うつ病の全ての原因を排除する事は不可能ですが、生活リズムや食生活の見直しなど簡単にできる事は沢山あります。

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